送骨とは、一般的に遺骨を供養先に宅配サービス(ゆうパック)を利用して送ることを送骨と言います。様々な事情で遺骨(お骨)を納骨先に持参することが出来ない方に便利な送骨は支持されています。昭和の終わりから平成の初め頃、散骨ブームにより送骨が普及し、現在は墓じまいによる送骨が主流となっているそうです。送骨セットの利用者を宗教別に見ると、仏教徒が圧倒的に多く、キリスト教徒は少ない傾向です。またお身体の不自由な方や遠方にお住まいの方、そしてお年を召された方からも送骨は支持されています。寺院によっては「送骨」の受け入れをしていないところもあるため、事前に送骨可能か確認しておきましょう。
一部では「送骨」は供養も含む言葉と言われていますが、納骨後の供養は多様化しており、また民間の霊園、墓地などは合同墓に納めて終わりという所が多く、永代供養を行っているところは永代供養と謳っていますので、この点もしっかりと確認してみることが重要です。送骨≠供養が実態に合っているのではないでしょうか。「遺骨が納骨先に送れる」という手軽さもあり、今後もゆうパックによる送骨は増えていくことでしょう。ゆうパックで送る送骨セットを希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。